根津の名銭湯・六龍鉱泉へ
- 2015/3/29

千代田線根津駅
2番出口を出て東へ。
上野駅から来た場合は電柱の看板を頼りに小道に入ると
ありました!
のれんのかかった銭湯。
どっしりとした唐破風がたまらない。
のれんに「六龍鉱泉」と書いてあります。
木の温もりが暖かい玄関。いきなり男湯と女湯に分かれます。一瞬迷ったが黒い文字の靴箱が男で、赤い文字の靴箱が女湯のよう。
すぐに脱衣所なので、写真は撮れません。
<料金>
大人 460円
中人 180円
小人 80円
<住所>
東京都台東区池之端3の4の20
03-3821-3826
<営業時間>
15時30分〜23時 定休日はげつ
<脱衣所>
脱衣所はまさに「千と千尋の神隠し」に出てきそうな湯屋。古いながらも汚くなく暖かみがある。今にも壊れそうなレトロなマッサージ機が郷愁をそそる。天井にあるファンもいい感じ。外には池があり錦鯉が泳いでいる。
引用:台東区浴場組合連合会
壁には漢字とカタカナで書かれた創業年である昭和6年の温泉分析表があり、80年以上続く長い歴史を感じさせる。ここは庶民の憩いの場であったのだろう。当時にタイムスリップした気分に浸れる。
脱衣所からトイレに行く裏側は板張りで、これまた千尋が温泉の奥に行こうと歩いて行きそうな雰囲気。
脱衣所からお風呂の中に入ると、古い木の和風造りと、淡いブルーに塗られた西洋風の天井とがマッチしたノスタルジックな世界が広がる。銭湯絵が富士山ではなく錦帯橋なのがまた独特な情緒を醸し出している。広めの洗い場には、ケロリン風の桶のほか、シャンプーやボディソープも2セットほど用意されている。
湯船は二つ。どちらも褐色のお湯で効き目が期待できる。
広い方の湯船に入ろうとすると、飛び上がるほど熱い!!おそらく44度ぐらいはあるんじゃなかろうか。軽いやけどをするくらいの熱さですぐさま退散。負けてはいられないと次第にお湯で体を慣れさせ、再チャレンジ。水を入れる蛇口があったので男気がないと思われるのを承知で水入れ。
注意書きがあり「熱い時はうめてください。うめすぎないように注意してください」とのこと。うめる?って言うんだと思いつつ、少々水でうめさせていただく。
そしておそるおそる入水。やっと肩まで入ることができた!嬉しい。
じっとしていないときついのに、この湯船は泡風呂になっているので、ボコボコとお湯がかき回されてこれまた熱い。
隣の湯船を見るとこっちは46度!もっと熱いじゃないか!
すると、さっきまで体を洗っていたおじいさんが湯もみをして、その熱いお湯に平然と入ってきた。
思わず、す、すごいですね•••と言うと今日はぬるい方だと。いつもだと50度くらいの時もあるそう。50度なんて茹で上がってしまうんじゃないか。そんな激アツのお湯を楽しむおじいさんに、江戸っ子の「粋」を見た。
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